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バンコクの治安 宝石店詐欺と抱きつきスリ多発【2026】

バンコクの治安や危険エリア、犯罪傾向を、外務省と在外公館の情報からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.10 KAIGAI-RISK

バンコクは東南アジア旅行の入口として一番メジャーな都市です。屋台も寺院もナイトマーケットも豪華で、初めてタイに来る人ほど「楽しい」で頭がいっぱいになります。ただ、邦人の被害の大半はこのバンコクで起きていて、2025年だけでスリ・置き引き128件、旅券紛失267件・盗難86件。場所と時間帯の「ハマり方」でリスクはけっこう変わります。

このページではバンコクの治安の全体像と、危険エリア・避けたい時間帯・基本の行動ルールだけを先にまとめます。手口ごとの具体策はトラブル別ページに分けてあるので、気になるところから読んでください。

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バンコクの治安の全体像

外務省はタイ全体について「諸外国と比べて安全なイメージがあるが、日本と同じ感覚のままでいるとトラブルに対処できない」と注意を促しています。バンコク自体に危険レベルの指定はありませんが、邦人被害の多くがバンコク市内で起きてるのは事実です。

邦人が巻き込まれる被害はほぼ窃盗と詐欺。2024年に報告されたのはこういうパターンです。

  • 一般的なスリ被害
  • 外国人男性(または男女)から「お金を見せてほしい」と声をかけられ、やりとりをしている間に現金・クレジットカードを抜き取られる被害
  • タクシーや三輪タクシー(トゥクトゥク)の運転手など、見知らぬ者から声を掛けられ、安易に話に乗ったことによる詐欺被害
  • カラオケ店等のぼったくり
  • 「交際していたタイ人に宝石をプレゼントしたが連絡が取れない」「結婚を前提に交際していたタイ人に家・土地・車購入の資金を渡したが逃げられた」等の男女間トラブル

バンコクで特に警戒すべきエリアと時間帯

外務省が「犯罪が多発している」と指摘しているのは、だいたい次の場所です。

  • 旅行者が集まる観光スポット — 不特定多数が集まり、観光客の隙が生まれやすい
  • 繁華街 — 夜間は特に注意が必要
  • デパート等の大型商業施設周辺 — スリ・置き引きの被害が多い
  • 若い単独旅行者が利用するゲストハウス(安宿)周辺 — 軽犯罪の温床となりやすい
  • 狭い路地 — 不用意に入り込むと危険

夜間は特にリスクが上がります。歓楽街・繁華街・スラム街が混在しているため、「行く必要がある場所」と「近づかない場所」を出発前に決めておくことが安全対策の出発点です。

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エリア別の治安特性

在タイ日本国大使館の「安全の手引き」(令和8年版)には、バンコク特有のポイントがいくつか載ってます。

  • 歓楽街・繁華街・スラム街が市内に混在 — バンコクは歓楽街・繁華街・スラム街が地理的に近接しており、不用意に近づかなければ犯罪被害に遭う確率は格段に下がるとされています
  • 市場・電車内でのスリ — 市場などの人ごみや電車内で複数人に取り囲まれ、鋭利な刃物でバッグを切られたりチャックを開けられたりして貴重品を盗まれる事例が報告されています
  • 抱きつきスリ — 風俗店や飲食店の多い繁華街で、子供や女性が身体に触れたり抱きついたりして気をそらせ、ポケットの貴重品を盗む手口があります
  • トゥクトゥク・ソンテオの運転手による被害 — トゥクトゥク乗車中に後方からバイクで近づかれてバッグをひったくられる、夜間に一人でソンテオに乗車し人気のない場所で運転手に強取される、といった事例が掲載されています
  • ホテル従業員のなりすまし詐欺 — 宿泊先でホテル従業員と名乗る者から声を掛けられ、宿泊代を支払ったが実は従業員ではなかった、という事例も報告されています
  • 王宮・寺院周辺の客引き型詐欺 — 王宮や有名寺院の周辺で運転手から声を掛けられ、宝石店やスーツ店に連れて行かれて粗悪品を高額で売りつけられる「オーダーメード詐欺」が継続発生しています

過去のテロ事案

バンコクでは、過去に次のようなテロ事案が発生しています(外務省「タイ テロ・誘拐情勢」より)。

  • 2015年8月:バンコクで爆発事件、20人が死亡、日本人1人を含む多数が負傷
  • 2019年8月:バンコクで連続爆発・放火事件、タイ人2人が負傷

外務省は、観光施設周辺・イベント会場・レストラン・ホテル・ショッピングモール・公共交通機関・宗教関連施設等は、テロの標的となりやすいため常に注意が必要としています。

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安全に旅行するための基本ルール(外務省「3ない行動」)

外務省が示す防犯の基本は次の3つです。

  1. 近づかない — 犯罪が発生する可能性のある場所に近づかない。歓楽街・繁華街・スラム街、特に夜間は要注意
  2. 慌てない — 万一被害に遭ったら、慌てず冷静に対処。タクシー強盗などで金銭を強要された場合は、抵抗せず生命・身体の安全を最優先
  3. 楽観視しない — 「タイは安全」と楽観視しない。2019年にもバンコクで連続爆発・放火事件が発生している

タイの法律・マナー・NG行動(不敬罪・電子タバコ禁止・薬物の厳罰など)は、タイの治安・マナー・法律ページに詳しくまとめています。出発前に必ず確認してください。

バンコクのトラブル別対策

バンコクで邦人被害が多発しているトラブルごとに、手口・実例・具体的な対策をまとめています。渡航前に確認してください。

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バンコクの医療施設情報

外務省「世界の医療事情(タイ)」によれば、バンコクの代表的な私立病院の医療水準は高く、日本の病院と比較して遜色はないとされています。日本人医師や日本語通訳が常駐し、日本人専用の窓口を設けている病院も複数あります。

主な日本語対応医療機関(外務省「世界の医療事情」より、いずれもバンコク市内の私立総合病院):

  • Bangkok Hospital(バンコク病院) — 02-310-3000(代表)/02-310-3257(日本人専用外来)。550床、歯科を含む全領域の専門医を擁する
  • BNH Hospital — 02-022-0700(代表)/02-022-0831(日本語通訳部)/02-632-1000(救急部)。100床、産婦人科を含む全領域に対応
  • Bumrungrad International Hospital — 02-066-8888(代表)/02-011-3388(日本語サービスカウンター)。580床、国内外から多くの患者が受診
  • Samitivej Sukhumvit Hospital — 02-022-2222(代表、救急車派遣要請)/020-222-122(日本語相談窓口)。270床、在留邦人の受診も多い

私立病院はすべて自由診療で、診察料・治療費・入院費・手術費用が高額になることが多く、保証金が必要となるケースもあります。海外旅行傷害保険への加入を強く推奨されています。

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緊急時の連絡先(バンコク)

  • 警察:191(救急車要請も可能)
  • 観光警察:1155(英語可)
  • 消防署:199
  • 在タイ日本国大使館(住所:177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330):02-696-3000(代表)または 02-207-8500
  • 在タイ日本国大使館領事部(邦人援護):02-207-8502 または 02-696-3002

この都市のトラブル別ガイド

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