ケニアの首都ナイロビは標高1,700mの高地にある東アフリカ最大の都市。ジョモ・ケニヤッタ国際空港(JKIA)はサファリやキリマンジャロの起点で、多くの旅行者がここを通ります。ただし大使館は「ケニアの犯罪発生状況は、日本と比べると極めて劣悪」と明記。ナイロビ郡の一部(イスリー地区、キベラ等スラム街周辺)はレベル2(不要不急の渡航は止めて)、それ以外でもレベル1です。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
あなたのアクセス、丸見えです
エリア別の治安 --- 日本人居住区でも空き巣
大使館の手引きとC1情報で名指しされている地区を整理します。
CBD(シティ・センター)とウェストランド地区: 「白昼堂々と窃盗や武装集団による強盗、禁止薬物売買等の犯罪が発生しており、日本人旅行者も被害に遭っています」と手引き。2017年にはヤヤセンター付近を徒歩移動中の邦人が背後から襲撃され、車で郊外に連れ去られ所持品を強奪されています。
キリマニ・ラビントン地区: 日系企業も多い住宅街ですが安全ではありません。2024年2月にはキリマニ・ラビントン両地区で6〜7名のグループによる携帯電話狙いの強盗が立て続けに発生。「携帯電話を奪われないように抵抗した際に犯人が発砲したため負傷」と大使館。2021年7月にも同地区のヤヤセンター付近で邦人男性が拳銃強盗に遭っています。
アッパーヒル地区: 大使館の所在地でもありますが、邦人の携帯電話ひったくり被害が報告されています。
ンゴングヒル: ナイロビ郊外の丘陵地で、強盗事件の大使館アラートが出ています。
スラム街(キベラ・マザレ・カワンガレ等): レベル2。「特に治安が劣悪なため、近づくことは避けるべき」と手引き。同じくCBDで首絞め強盗が頻発するエチオピア・アディスアベバ、住居侵入と渋滞中車内強奪が多発するウガンダ・カンパラと構図がそっくりです。
Travel Alert 02
海外の決済で3.5%も搾取されている現実
あなたは知っていますか?
主な犯罪手口 --- 5つの構造
ナイロビで起きる犯罪を発生構造で束ねるとこうなります。
- 拳銃強盗・路上誘拐 --- 夜道、ATM帰り、徒歩中に車に押し込み。邦人被害多数。→ナイロビの強盗・カージャック
- スリ・ひったくり・置き引き --- マタツ車内、飲食店、渋滞中の車窓から。→ナイロビのスリ・ひったくり
- 詐欺・偽警官・空港賄賂 --- M-pesa振り込め、金取引、偽警察官による監禁恐喝。→ナイロビの詐欺・ぼったくり
- 感染症・高地障害 --- マラリア、デング熱、1,700mでの息切れ。→ナイロビの健康・感染症
- テロ(Al-Shabaab) --- ウェストゲート67人、DusitD2で21人。ショッピングモール・ホテルが標的。→ケニアの治安の国ページで解説
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
移動の大原則 --- 「歩かない」
手引きが繰り返す最重要メッセージは「時間を問わず徒歩での移動は厳に慎む」。やむを得ず歩く場合のルールもこう書かれています。
- バッグは斜め掛けにする等、確実に持つ
- 両手がふさがるほどの荷物を持たない
- 財布や携帯電話を周りから見える場所で使用しない
移動は配車アプリ(UberまたはBolt)を使い、乗車前に車番と運転手名を確認。「白タク」は不当料金やトラブルの元。マタツ・ボダボダ(バイクタクシー)は手引きが「利用しない」と明記。長距離バスでの睡眠薬強盗が問題化しているタンザニア・ダルエスサラームでも結論は同じ「乗合は避けて配車アプリ」です。
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
緊急時連絡先
| 連絡先 | 番号 |
|---|---|
| 警察・消防・救急(共通) | 999 / 112(繋がりにくい) |
| ナイロビエリア指令センター | 020-3556771 |
| ナイロビ病院 | 020-2845000 |
| アガカーン病院 | 020-3662000 |
| 在ケニア日本国大使館 | 020-2898000 |
この都市のトラブル別ガイド
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