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ナポリの治安 バイクひったくりと走行中の車窓割り【2026】

ナポリの治安や危険エリア、犯罪傾向を、外務省と在外公館の情報からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.23 KAIGAI-RISK

ナポリは南イタリア最大の都市で、ローマ・ミラノ・フィレンツェと並んで外務省「安全対策基礎データ」が日本人観光客の置き引き・ひったくり・スリ被害が多く発生している観光地として名指ししているエリア。特徴は北部の都市と違ってバイクや自転車によるひったくりが多いことで、外務省は「ひったくり被害は、特にナポリやシチリア等の南イタリアで多発」と明記しています。ローマやミラノで通用する「リュックを前に抱える」だけでは足りなくて、走ってくる二輪車をどう避けるかまで意識を上げる必要がある都市です。

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ナポリ中央駅周辺:夜間・早朝の集団暴行

外務省はナポリ中央駅周辺を集団暴行の発生エリアとして名指ししています。

ナポリ中央駅周辺で、夜間や早朝に集団による暴行を受け財布等を奪われるケースや、バイクや自転車によるひったくりが多いことが特徴的で、ひったくられた際に転倒し負傷するケースもあります

ローマのテルミニ駅やミラノ中央駅でも夜間の駅周辺リスクは高いですが、ナポリは早朝も含めて警告されているのが特徴。早朝便の列車に乗るために徒歩で駅に向かう、夜行列車で着いたばかりで駅前を歩く、といった時間帯がそのまま危険時間帯になります。深夜・早朝の徒歩移動は避けて、タクシーかUberで駅構内まで直接乗り入れるのが無難です。

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バイク・自転車によるひったくり:南イタリア固有の手口

外務省「安全対策基礎データ」のひったくり対策の項に、南イタリア固有の手口として明記されています。

歩行中にオートバイの2人組や自転車に乗った者に、追い越しざまにバッグを奪い取られる被害が発生しています。ひったくり被害は、特にナポリやシチリア等の南イタリアで多発しています

転倒して骨折した場合、ナポリの公立病院は外務省「世界の医療事情」が「機能性や清潔感に欠ける傾向」「英語を解さない医師が多い」「救急病棟は常に混雑」と記載していて、私立病院は高額。スリ・盗難だけでなく転倒負傷からの医療費まで連動するので、対策のレベルを一段上げる必要があります。

外務省が挙げている対策は次の通り。

  • 外出時にバッグなどの手荷物を持たない(持つ場合は車道側の手で持たず、身体の前で抱える)
  • 貴重品は首下げ式のポーチなど露出しないケースに入れる
  • オートバイなどが接近してきたら一旦立ち止まり、通り過ぎてから歩き始める

「車道側の手でバッグを持たない」は、二輪車が車道側から追い越しざまに奪う手口を踏まえたもの。歩道を歩くときはバッグは建物側、車道側は空けておくだけでもリスクが下がります。

高速道路・路上:車窓ガラス割りとタイヤパンク手口

レンタカーでナポリ周辺を移動する場合のリスクが、外務省にナポリ・シチリア島の項目で名指しされています。

自動車で旅行中に窓ガラスを割られ荷物を盗まれたり、タイヤをパンクさせられ修理している間に車内に放置した貴重品を盗まれるケースもあります

ミラノでも同型のパンク手口は報告されていますが、ナポリでは走行中の車窓ガラス割りまで含まれるのが厄介なところ。一時停止中や信号待ちでも、車外から見える位置に荷物があると標的になります。

対策は外務省記載のものをそのまま使えます。

  • なるべく路上を避け、地下や建物内など管理された駐車場に駐車する
  • 車外から容易に見える場所に荷物を放置しない
  • 一時的な降車でもドアを確実にロックする
  • パンクしてもすぐに停車せず、可能なら安全な場所まで移動する

ナビ任せで知らない地区に入ってしまうリスクもあるので、目的地までのルートは事前に確認しておくのが安全です。

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野外泊は外務省が名指しで警告

ナポリで特徴的なのが、外務省が国名+都市名で名指しして犯罪被害を警告している野外泊リスク。

野外(駅等の公共施設内も含む)での寝泊まりは、全国各地にあるキャンプ場以外では禁止されており、これに違反すると浮浪者行為として罰せられることがあります。また、盗難や強盗のおそれがありますので、絶対にやめてください。実際に、ナポリにおいて野外泊していた方が、犯罪に巻き込まれるケースが発生しています

夜行列車や早朝便の待ち時間に駅構内で仮眠をとる、といった行動も法律上アウトで、しかも実際に犯罪被害が出ているのがナポリと外務省が指名しています。乗り継ぎで時間が空く場合は、駅近くの安宿でも取って室内で過ごす方が安全。

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トラブル別の対策はローマの記事を参照

ナポリ単独のトラブル別記事は用意していません。スリ・ぼったくり・睡眠強盗の手口自体はローマの事例とほぼ共通なので、対策はローマの記事を参照してください。

  • スリ・置き引き — 満員地下鉄、エレベーター内、リュックのチャック開け、ファストフード店の3人組
  • 詐欺・ぼったくり — テルミニ駅の駅ガイド装い、偽警察官、ミサンガ押し売り
  • 睡眠強盗 — 観光スポットで渡されるビスケット・ガム・ビール

ナポリで特に意識する追加要素は、本記事のバイクひったくり対策車上荒らし対策、そして夜間・早朝の駅周辺と野外泊を避けること。この3点が南イタリア固有のリスクです。

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緊急連絡先

連絡先電話番号
緊急時共通番号112
国家警察113
救急車118(112でも可)
消防115(112でも可)
在イタリア日本国大使館(ローマ・ナポリ管轄)06-487991

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