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ボゴタの詐欺 振り込め電話とスキミング【2026】

ボゴタの詐欺・ぼったくりの手口や予防策、被害時対応を、外務省と在外公館の事例からわかりやすくまとめました。

UPDATED · 2026.04.27 KAIGAI-RISK

ボゴタの詐欺は、強盗ほど派手ではないけれど被害金額が大きくなりやすい。電話で家族の事故をでっち上げる「ジャマダ・ミジョナリア」、点検業者を装った強盗、ATMやレストランでのカードスキミング、パンク修理のぼったくり --- 大使館の「安全の手引き」(2025年7月改訂)も外務省も、観光客が遭いやすい手口を具体的に挙げています。

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ジャマダ・ミジョナリア --- 電話一本で動揺させる

ジャマダ・ミジョナリア(llamada millonaria=百万長者の電話)は、電話で被害者を動揺させて送金させるコロンビア版の振り込め詐欺。大使館の手引きにこんな事例が載っています。

「明日、点検に伺います」と連絡を受け、翌日業者が制服で現れたので自宅へ入れたところ、実は強盗であった

観光客向けには「ホテル予約に問題が」「クレジットカード不正利用の確認」「税関で荷物が止まっています」など、英語で焦らせるパターン。電話に出てしまったら、いったん切って、ホテルや銀行に直接折り返すのが鉄則です。電話で個人情報・カード番号・暗証番号を口にしない。

スキミング --- カードは目の前から離さない

カード犯罪はコロンビア全土で多発。大使館「安全の手引き」のカード関連はシンプルに3つです。

・信頼できる店でのみ、カードを使用する ・店員がカードを持ったまま、店の奥へ行かせない(目の前でカード読み取り端末を操作させる) ・カード利用の際にメール通知を受けるサービスもありますのでカード会社にご確認ください

レストランで会計時にカードを店の奥に持ち去るのは要注意。コロンビアではテーブル決済(携帯端末を席まで持ってくる)が一般的なので、奥に持っていかれそうになったら必ず付いていく。ATMも銀行支店内のものを使い、ガソリンスタンドや路上のスタンドアロンATMは避けます。

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パンク修理ぼったくり --- 「最近のパンク」を信じない

レンタカーやタクシーで道中パンクが起きた時、近くから親切な業者が声をかけてくる。大使館はこれを名指しで警告。

直近でパンク修理を請け負い、法外な修理費を請求する手口があります

タイヤを意図的にパンクさせて、近くで待機している「修理屋」が法外な料金で修理する。コロンビアでは「パンクしたり、何かの物体を投げつけられても、その場で車両から降りて修理等することなく、できるだけ離れたところに移動し、車の中で救助を呼ぶことが望ましい」というのが大使館推奨の対処です。降りた瞬間に強盗に遭うパターンもあるので、停車そのものを避けるのが原則。

観光地の客引き --- 値段交渉前に「断る」

ラ・カンデラリア旧市街、モンセラッテ、ボゴタ北部のショッピングエリアでは観光客向けの客引きが活発。タクシー、ツアー、両替所、土産物屋。値段交渉に入る前に、相手が大使館の警告にある「日本語勉強しています」「今度、仕事で日本へ行きます」のような声かけタイプかどうかをまず確認。怪しさを感じたら値段交渉ではなく、その場を離れるのが正解です。

中南米共通でペルー・リマでも「ビールおごり詐欺」が頻発ブラジル・サンパウロでは観光地のATMスキミングがあります。地域全体で「親切な現地人」を疑う前提で動く必要があります。

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マッチングアプリ・SNS経由の美人局

メデジンの被害例ですが、ボゴタでも同手口あり。

異性との交友目的でマッチングアプリを利用し、接触したところ美人局の被害にあった

会った相手から飲食物を勧められ、意識を失って金品を奪われる --- これは詐欺というよりボゴタの昏睡強盗(エスコポラミーナ)の入口です。マッチングアプリで知り合った相手と現地で会わない、これだけで防げます。

国際ロマンス詐欺

外務省が広域情報で発信している国際ロマンス詐欺もコロンビアで急増中。SNSで知り合った相手から「コロンビアで投資話がある」「両親への送金が必要」と頼まれ、複数回に分けて高額送金させる手口。被害額が数百万円〜数千万円に達することも。送金前に必ず家族・友人に相談してください。

Travel Alert 04

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手口早見表

手口入口特徴
ジャマダ・ミジョナリア電話家族事故・荷物トラブルで動揺させ送金要求
点検装い強盗電話+訪問制服姿で来訪、室内で強盗化
カードスキミング店舗・ATM店員がカードを奥に持ち去る・外置きATM
パンク修理ぼったくり路上仕掛けられたパンク→待機していた業者
観光地客引き旧市街・ボゴタ北部「日本語勉強中」型の声かけ
マッチングアプリ美人局SNS・アプリ会食中に薬物→昏睡強盗へ
国際ロマンス詐欺SNS投資話・両親送金で複数回送金

出発前にやること・現地でやること

出発前

  • クレジットカードは利用通知(メール/アプリ)を有効に
  • カード会社の海外緊急連絡先を紙で携行
  • マッチングアプリは現地で使わない設定に

現地で

  • 電話で個人情報・カード番号を口にしない、不審な電話は一度切って折り返し
  • カードは目の前から離さない、ATMは銀行内
  • パンク等で停車を促されても、まず移動してから対応
  • 知らない人物の声かけ・親切は基本無視
  • マッチングアプリで知り合った相手とは会わない

Travel Alert 05

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被害に遭ったら

  1. クレジットカードの不正利用なら即停止(VISA: 01-800-912-5713、Master: 01-800-912-1303)
  2. 警察(123)または最寄りの警察署(CAI)で被害届(Denuncia)を提出 → 盗難証明書発行
  3. 振り込め詐欺の送金後でも、銀行に連絡して送金停止依頼を試みる
  4. 大使館領事部 (601) 317-5001 に相談(必要に応じて弁護士紹介あり)
  5. 海外旅行保険会社へ連絡(盗難・詐欺の補償条件を確認)

よくある質問

ジャマダ・ミジョナリアって何?

コロンビア版の振り込め詐欺。「家族が事故に遭った」「あなた宛の荷物に問題がある」「税金未納」など電話で動揺させ送金させる手口です。観光客には英語で「ホテル予約に問題」「クレジットカード不正利用」を装ったパターンも。電話で個人情報やカード番号を伝えない、不審な内容は一度切ってホテルや銀行に直接確認するのが鉄則です。

ATMでスキミングされない方法は?

大使館は「信頼できる店でのみカードを使用する」「店員がカードを持ったまま店の奥へ行かせない」「目の前でカード読み取り端末を操作させる」と明記しています。ATMは銀行内のものを使い、外置きATMやガソリンスタンドのATMは避ける。暗証番号入力時は手で覆う。利用通知(メール/アプリ)を有効にしてリアルタイム監視を。

タクシーやレストランでぼったくりに遭ったら?

大使館によれば「不審な物体を投げつけられたり、パンクしたりした場合、その場で降りずに移動する」「直近でパンク修理を請け負い、法外な修理費を請求する手口がある」。レストランも会計時にメニュー外金額を加算するケースが観光地で報告されています。レシートを必ず確認し、明らかな不当請求はクレジットカード会社にチャージバックを依頼。

観光地で「日本語勉強しています」と声をかけられたら?

大使館は「『日本語を勉強しています』『今度、仕事で日本へ行きます』『日本で住んでいました』等、突然知らない人から声をかけられても、基本的には無視して下さい」と明記。詐欺の入口、または昏睡強盗(エスコポラミーナ)の入口になります。礼儀よりも距離を取って立ち去るのが正解。

「点検に伺います」と電話があったら?

大使館の被害例に「『明日、点検に伺います』と連絡を受け、翌日業者が制服で現れたので自宅へ入れたところ、実は強盗であった事例」が記録されています。電話だけで業者を信用せず、管理会社や正規業者に直接折り返し確認してから対応してください。短期滞在のホテル・Airbnbでも同種の事案あり。

出典

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