ホーチミンはベトナム最大の都市で、ナイトライフも盛んなエリア。でもベトナムの薬物規制は最高刑が死刑という、東南アジアでもトップクラスの厳しさです。「外国人だから見逃してもらえる」なんてことはありません。
2025年のベトナム公安省発表で、薬物犯罪発生件数は21,998件、被逮捕者数44,354人。押収量はヘロイン276キロ、マリファナ約1.3トン、合成麻薬4.4トンと210万錠。この数字を見れば、ベトナム当局がどれだけ本気で取り締まっているかわかります。電子タバコ・賭博・無免許運転までベトナムで踏み抜きやすい線はベトナムのマナーと法律にまとめています。
Travel Alert 01
海外の無料WiFiには危険が潜んでいる
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外国人にも死刑が適用される
外務省の記述はストレートです。
麻薬等違法薬物の所持、使用は厳しく取り締まられており、違反した場合、外国人であっても厳罰に処せられます。過去に外国人がヘロイン密輸で検挙され、死刑判決を受けた事例があります。
在ダナン総領事館の安全の手引きでは、規制対象がさらに詳しく書かれています。
麻薬等を生成、運搬(密輸)、販売、他人に使用する等社会に拡散させる行為や利益を得る行為などの薬物に関する犯罪は厳しく規制されています。
所持・使用・運搬・販売・生成 --- どの行為でも厳罰です。
Travel Alert 02
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あなたは知っていますか?
荷物を預かっただけで死刑 --- 運び屋にされるパターン
自分で薬物を買うつもりがなくても巻き込まれるのがこのパターン。安全の手引きにはこう書かれています。
当地を行き来する外国人が、親しくなった人物から知人への荷物の引き渡しを頼まれ、当地へ持ち込み又は当地から持ち出そうとした際荷物の中から違法薬物が発見され、麻薬等の密輸罪で逮捕されるという事案
結末はこうです。
知人から搬送を頼まれた荷物の中に違法な薬物が入っており、出入国の過程で発覚、逮捕されて裁判の結果、麻薬等の密輸の罪で死刑判決を受ける外国人がいます。
ホーチミンで知り合った外国人に「帰国時にこの荷物を友人に届けてほしい」と頼まれました。親切心で引き受けそうになりましたが、ベトナムでは荷物から薬物が見つかって死刑判決を受けた外国人がいると聞いていたので断りました。「知らなかった」は通用しない国です。
※実際の被害報告をもとに再構成した事例です(出典:在ダナン日本国総領事館「安全の手引き」)
ホーチミンは国際空港があり、出入国が多い都市だからこそ、こうした「荷物預かり」の誘いに遭遇するリスクも高いです。
賭博も犯罪 --- 日本人街のパチンコ店にも注意
薬物と合わせて知っておきたいのが賭博の規制。外務省はこう書いています。
ベトナムでは賭博は原則として犯罪行為となります。日本人街などで日本人を誘引するパチンコ店や麻雀店を見かけることがありますが、このような場所で賭博行為を行えばベトナム当局の捜査対象となることがあります。
ホーチミンのレタントン地区(日本人街)周辺には、こうした店が存在します。「日本語の看板があるから安全」ではありません。観光地で声をかけてきた相手に誘われるままカードゲームに参加して大金を失うイカサマ賭博も増えているので、賭け事には一切近づかないのが鉄則です。
Travel Alert 03
無料クレカの"海外旅行保険の限界"は?
補償額をふやすウラ技も
電子タバコ・加熱式タバコも規制対象
ベトナムでは2025年1月1日から、ベトナム国内で電子たばこ及び加熱式たばこを使用する場合、罰金の対象となる可能性があり、また、海外からこれらを持ち込む場合、使用よりも重い罰金の対象となる可能性があります。
普段使っている加熱式タバコをそのままスーツケースに入れて渡航すると、空港で引っかかる可能性があります。出発前に必ず抜いてください。
予防策
- 違法薬物には一切関わらない --- 所持・使用・運搬のすべてが厳罰対象。最高刑は死刑
- 誰からも荷物を預からない --- 旅先で知り合った人でも、中身を確認できないものは絶対に運ばない
- 「高額バイト」「荷物を運ぶだけ」には応じない --- 運び屋の典型的な誘い文句
- 日本人街のパチンコ店・麻雀店に近づかない --- 賭博はベトナムでは犯罪行為
- 電子タバコ・加熱式タバコは持ち込まない --- 2025年1月から罰金対象
Travel Alert 04
知らずに大損している海外ATMの罠
DCCって知ってますか?
もし関与してしまったら
- 在ホーチミン日本国総領事館に連絡 --- TEL: 028-3933-3510
- 警察(113)の指示に従う --- 抵抗せず冷静に対応
- 弁護士の手配を要求する --- 通訳の確保も重要
ベトナムの薬物犯罪は、大使館が刑罰の免除や軽減を交渉できる範囲を超えています。巻き込まれないことが唯一の対策です。
Travel Alert 05
空港であなたを待ちうける5つの罠
準備はできていますか?
ホーチミンの他のトラブル情報
薬物以外の手口や安全対策は、ホーチミンの治安・危険エリア情報からまとめて確認できます。
ホーチミンで起きやすい他のトラブルも確認しておくと安心です。
- ホーチミンのスリ・ひったくり・置き引き — バイクひったくり、ベンタイン市場でのスリ、ホテルロビーの置き引き
- ホーチミンのタクシー・交通トラブル — メーター不正、空港の呼び込みタクシー、高額医療搬送の実例
- ホーチミンの詐欺・ぼったくり — イカサマ賭博、お金見せて詐欺、カード不正利用
ベトナム全体の法律・マナー(電子タバコ規制・薬物厳罰など)は、ベトナムの治安・法律・マナーでまとめています。
よくある質問
ベトナムで薬物に関わるとどうなる?
外務省によると「麻薬等違法薬物の所持、使用は厳しく取り締まられており、違反した場合、外国人であっても厳罰に処せられます。過去に外国人がヘロイン密輸で検挙され、死刑判決を受けた事例があります」。運搬だけでも死刑の対象になります。
知り合いから荷物を預かるのは危険?
非常に危険です。安全の手引きには「親しくなった人物から知人への荷物の引き渡しを頼まれ、荷物の中から違法薬物が発見され、麻薬等の密輸罪で逮捕される」事案が記載されており、死刑判決を受けた外国人もいます。中身を確認できない荷物は絶対に預からないでください。
ベトナムで電子タバコは使える?
2025年1月1日から罰金の対象です。海外から持ち込む場合は使用よりも重い罰金が科される可能性があります。出発前にスーツケースから抜いてください。